広がる交流
18歳の秋には短大を辞めようと決めていた気がする。
他の大学に入り直すと決めたものの、受験勉強の仕方がわからず手探りな上に仲間もおらず、モチベーションも持続しなかった。
それでも短大生を続ける気はなかったし、だらだらと生きていた。
K県でスーパーキッズに通っていた頃の同級生と再開し、少し変わった仮面浪人をしていると聞き、親近感を覚えたので頻繁に遊ぶようになった。
当時流行っていたSNSではその子の中高時代の友人とたくさん交流した。
そのうちの1人と特に仲が良くなり、冬頃にはよくファミレスでお話をし、私の中の「やっぱり賢い人たちに囲まれていたい。とりあえず偏差値の高い大学に行きたい」という気持ちは更に大きくなっていった。